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親知らずを抜く時の知識と、抜いた後に気をつけること

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昨日、親知らずを抜歯してきました。
右側の上と下の親知らずを一気に抜いてきました。現在抗生物質と痛み止めを服用して療養中です。
これで全ての親知らずを退治できました。4本すべて抜歯しました。
すなわち、もう親知らずと関わることはないと思われますが、せっかくなので調べてみたことや先生が仰っていたことを記録。

親知らずとは?

いわゆる「親知らず」は医学的に「智歯(ちし)」と呼ばれ、一番前の歯から数えて8番目の歯です。 多くの智歯は正常に萌出ぜずに、歯肉(歯茎)に埋まったままであったり、萌出しても横向きであったりして、清掃性が悪いため、炎症(智歯周囲炎)による痛みが出たり、正常な歯を前に押し出し不正歯列(歯並びの悪化)の原因になることがあります。
口腔外科 | 静岡市 麻生歯科クリニック参照

私の場合、下の歯は両方とも横に生えてしまったパターンで、
引用した文章と全く同じ症状が起こりました。炎症と虫歯がみられましたし、ついでに歯並びも悪いです。

親知らずの抜き方

上の歯

上の歯の周りは顎の骨が柔らかいため、あっさり抜歯できる場合が多いそうです。
今回も麻酔がかかったのを確認してからものの5分ほどで抜けていました。
縫合もなしで止血だけして終了。自然治癒力に任せるそうです。痛みが出ることもほとんどなし。

下の歯

下の親知らずは真っ直ぐに生えていれば簡単に抜歯が可能らしいですが、
横向きに生えていて、なおかつ頭だけ出ているような状態では切開が必要になります。
下顎の神経との距離も考慮して歯を抜かないといけないと先生は仰っていました。
切開後は歯を取りやすいように分割して取り出します。破片が残らないように神経を使うそうです。
最後に抜歯した穴を洗浄し、切開した部分を縫合して終わり。
下の歯の方がやたら手間がかかって大変なのですね。
今回抜いた歯は中心近くまで虫歯にやられていて、あと少しで神経までやられてしまうところでした。ギリギリセーフ。

親知らずを抜いた後

痛み止めを服用

親知らずを抜いた直後は、麻酔が効いているので口の中で血の匂いがする以外は体調的に問題ありませんが、
問題は麻酔が切れた後です。痛み出すとほんとうに辛いです。
麻酔が切れる前に痛み止めを飲んだほうが良いです。痛みが酷いと寝るのも辛くなってしまいます。

抗生物質を必ず服用

そして抗生物質はきちんと飲むこと。菌が繁殖しやすい口の中に大きなキズができているわけですので、油断したらすぐ悪化します。そして痛みます。

うがいは激しくしない

口の中で血の匂いがしますが、抜歯後の穴に血がたまってかさぶたができて細菌から守る役割をしています。
そのため、血を過度に洗い流すのは厳禁です。かさぶたを剥がしてしまうと痛みがいつまでも続きます。
血混じりのよだれが枕や服に着いても…しょうがないのです…(着いてしょんぼりした人)。

長時間のお風呂や激しい運動、アルコールを避ける

血行が良くなる行動はNGってことですね。血が止まらなくなってしまいます。

冷やし過ぎは良くない

抜歯後24時間までは痛みを感じる箇所を冷やしても良いそうですが、
それ以降は冷やし続けると、血液の循環が悪くなり回復が遅くなってしまいます。
24時間以降は温めた方が早く痛みを減らすことができるそうです。

やらわかいものを食べる

抜歯した場所に食べ物が当たらないように、柔らかいものを食べましょう。
食べないと回復も遅くなりますので、なるべく食べるようにしましょう。
私のおすすめはプリンと卵豆腐ですかね。卵は栄養満点で偉大な食べ物です。
あとは私はパンを小さくちぎって食べます。鳥みたいだと自分で感じます。

まとめ

今まで書いてきたことは先生が説明して下さったことがほとんどです。
きっちり説明してくれる良い先生に出会うことが、抜歯後から回復への一番の近道なのかもしれませんね。
あとは虫歯にならないように、日々の手入れをきちんとやりましょう。
たまに歯科医さんに定期健診をお願いするのも忘れずに!