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気になるブログ

日々調べたことや思ったことをその場限りにしないためのメモ

稽留流産で手術した

日々の生活 日々の生活-妊娠

初めての妊娠、そして流産を経験しました。妊娠発覚から手術の終わりまで、何があったのか、私が何を思っていたのかを記録したいため、ブログに載せることにします。
書きたいことを書いたら長くなってしまいました。

妊娠発覚

2月初旬、生理が来ていないということに気付きました。生理開始予定日の1週間後に市販の検査薬を使い、陽性が出ました。みるみるうちに陽性マークがくっきりと浮かんできたため、これは確実に妊娠した!と思いました。

「そろそろ子どもが欲しいよね」と夫と示し合わせてから、あっという間に妊娠が分かって驚きました。こんなに早く自分が親になるのかという実感がいまいち湧かないのと同時に、これから赤ちゃんのためにしっかりとしなくてはと、身の引き締まる思いでした。

産婦人科はいつ行けばいいのか調べてみたら、妊娠発覚後すぎに産婦人科に行っても市販検査薬と同様の検査だけして終了ということがわかったため、心拍確認ができる妊娠6週くらいに行くことにしました。このあたりから胸が張っていて、たまに子宮周りが痛んでいました。出血などは一切ありませんでした。

6週健診

なるべく無理をしないようにしつつ、これからのことを色々考えながら生活をして、初めて産婦人科に行く日を迎えました。なんだかそれまでがすごく長く感じました。診察券と一緒にエコー写真を保存する用のSDカードを渡され、「それもデータでくれるものなんだなぁ」と感心したりしました。

そして初めての診察。強制的にM字開脚される椅子に座り、膣にエコーの棒を入れられて内診。先生は膣内を細かく診てくれましたが、この日は胎嚢(赤ちゃんが入る袋)しか見えず、心拍も確認できませんでした。

内診後、「本当に生理予定日はこの日にちで合ってるんだよね?」と念を押された時点で『これはまさか…』と不安に思いました。「もう胎芽(胎児になる組織)が見えてもおかしくないんだけどねー」とも言われ、稲川淳二ばりの「いやだなー」感が募ります。とりあえず2週間後にまた受診することになりました。胎児の成長を願いながら、何もできない日々に逆戻りとなってしまいました。『赤ちゃんはいないかもしれない』と思うと、不安で仕方がありませんでした。

経過観察

長い2週間が過ぎ、再診。エコー検査を行いましたが状況は1回目の検診と変わらず、胎嚢しか見えませんでした。「残念ながら、これは流産になりますね」と宣告。稽留流産でした。

「多くの人が流産を経験しますから、珍しくはないですよ」とも言われましたが、そう言われても心境は複雑です。残念な気持ちと、何もできなかった無力感と、妊娠したはずなのに胎児はいない中途半端感による悲しみ。私の中で赤ちゃんは育たなかった、という事実がとても苦しかったです。

妊娠初期の流産は受精卵や染色体に問題があり、自然に流れてしまうという説明は非常に納得いきます。きちんと生物として機能していると理解はできます。そういう体の仕組みで、仕方のないことだとは理解していても、気持ちがなかなかついていきませんでした。

胎嚢を手術で除去するか、自然に排出されるのを待つか、どちらかを決めないといけません。自然に排出されるなら、そちらの方が身体の負担は少なそうかなと考え、出血を待つことにしました。

病院では感情を殺して説明を聞いていましたが、帰宅後に自然と涙が出ました。夫と話している時も突発的に涙が出て、「あぁ、私は妊娠できなかったことがこんなに悲しかったんだな」とも感じました。

手術

2週間に1度ほど診察を受けつつ、経過観察を始めてから1ヶ月が経とうとしていました。ずっと妊娠初期特有の高温期が続いていて体がだるく、『赤ちゃんはいないのに、体はいると勘違いしている』ことが辛くなり、手術をすることにしました。

手術前日の夕方に、子宮口を開くための少しずつ膨らむ綿(ラミナリア)を入れに産婦人科に行きました。何かの器具で膣を広げられ、ラミナリアを入れられたのですが、これが非常に痛かったです。脂汗が出て、一瞬意識が遠くなりました。「痛い」と言える余裕もなく、「ぐぁっ…ぅぅっ…」といったガチの呻き声が自然に出ました。

ラミナリアを入れ終わった後、手術全般の説明を受けたのですが、ラミナリアを入れたおかげで意識がおぼつかなく、耳も聞こえづらくなっていたため、うっすらとしか説明を覚えていないです…。看護師さんが私の不調に気付いてくれて、少し横にならせてくれました。有難かったです。体調不良は少し待ったら落ち着き、慣れたのか痛みは少なく、圧迫感はありましたが普通に活動できるくらいになりました。

手術当日は一般の診察が始まる前の時間に行きました。初めての静脈麻酔に緊張していたのですが、麻酔を入れられてからすぐに意識はなくなり、すぐに目覚めました。その間なんと10分。麻酔こわい。目覚めてすぐに襲われたのは下腹部の痛みと猛烈な吐き気。胃液を吐きつつ、座薬で痛み止めを入れてもらい、また眠りにつきました。1時間後に目が覚めた時には痛みは引き、吐き気も収まっていました。吐き気は麻酔のせいだったのですかね。

術後の体調の悪さが嘘のように、すっきりした体で帰路につきました。家を出てから手術を終えて帰ってくるまで約2時間と少し。スピード感ある日帰り手術でした。多少下腹部は痛みますが、生理よりは軽いので楽ちんです。

手術に関して夫は非常に心配してくれ、有休を取るかどうか聞かれましたが、術後ぴんぴんとしていたので、私は1人でも普通に帰れました。吐き気がひどかったときは電話して来てもらおうかとも思いましたが、我慢してよかったです。急いで来てみてぴんぴんされてたら、ちょっと、ね。なんだよってなりますもんね。

流産の終わり

こうして、私の初めての妊婦生活は2ヶ月で終わりを告げました。流産という事実は思っていたより私の精神に傷をつけていて、情緒不安定になりがちな日々でした。いきなり涙が出たりしてね。とりあえず今は何もかも忘れて、ゆっくり休養させてもらおうと思います。

今回は残念な結果となってしまいましたが、赤ちゃんを産むことは諦めたくないです。次の妊娠に向けて体を整えていきたいと思います。とりあえず、葉酸サプリ飲みます。

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